Oracleのプロファイルを作成する

プロファイルを作成するSQL

Oracleのプロファイルを作成するにはCREATE PROFILE~を参照します。

--プロファイルprofile1を作成する
CREATE PROFILE profile1 LIMIT 
 SESSIONS_PER_USER {数}
 CONNECT_TIME {分} 
 IDLE_TIME {分} 
 CPU_PER_SESSION {数} 
 CPU_PER_CALL {分} 
 LOGICAL_READS_PER_SESSION {数} 
 LOGICAL_READS_PER_CALL {数} 
 PRIVATE_SGA {数} 
 COMPOSITE_LIMIT {数};
  • 「SESSIONS_PER_USER」は1ユーザーあたりの同時セッション数です。
  • 「CPU_PER_SESSION」は1セッションあたりの合計CPU時間です。
  • 「CONNECT_TIME」はセッションの接続時間です。
  • 「IDLE_TIME」はセッションの非アクティブ時間です。
  • 「LOGICAL_READS_PER_SESSION」が1セッションあたりの読み込み可能なブロック数です。
  • 「CPU_PER_CALL」が1SQLあたりの合計CPU時間です。
  • 「LOGICAL_READS_PER_CALL」が1SQLあたりの読み込み可能なブロック数です。
  • 「COMPOSITE_LIMIT」が1セッションあたりのリソースの総コストです。

 

例1. プロファイルを作成する

--プロファイルprofile1を作成する
CREATE PROFILE profile1 LIMIT 
 SESSIONS_PER_USER UNLIMITED 
 CONNECT_TIME 60 
 IDLE_TIME 60 
 CPU_PER_SESSION DEFAULT
 CPU_PER_CALL DEFAULT 
 LOGICAL_READS_PER_SESSION DEFAULT 
 LOGICAL_READS_PER_CALL DEFAULT 
 PRIVATE_SGA DEFAULT 
 COMPOSITE_LIMIT DEFAULT;

ここでは、無制限に同時セッションを使用でき、1つのセッションで継続できる時間は60分、セッション中の連続休止時間を60分にしました。

リソース制限を有効にする

プロファイルを有効にするにはリソース制限を有効にする必要があります。

1. SPFILEの場合

--リソース制限を有効にする
ALTER SYSTEM SET RESOURCE_LIMIT = TRUE;

2.初期化パラメータファイルの場合

 RESOURCE_LIMIT = TRUEに修正する

これでプロファイルが有効になりました。

以上、Oracleのプロファイルを作成するSQLでした。

 

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