SQL Serverデータベースへ接続して、DBAとしての管理作業をしたり、開発したりするツールはどのようなものがあるのでしょうか?コマンドをうったり、逆にコマンドをうたなくてもマウスのクリックでできてしまうような様々なSQL開発ツールがあります。今回はSQL ServerのSQL開発ツールを見ていきましょう。
SQL Server Management Studio
SQL Server Management StudioはMicrosoftから提供されるクライアントツールです。SQL Serverのインストーラーの中に含まれています。非常に優れもので、このManagement Studioがあればほとんどことができてしまいます。
コマンドを打たなくてもクリック操作で操作可能なのも大きな特徴です。OracleでいうところのEnterprise Managerなのですが、出来は全然違います。EMはいまいちですが、このManagement Studioは優秀です。不具合も少ないですし。
CSE Common SQL Environment
いわゆるCSEです。SQL Server以外のデータベースにも使えるフリーで万能なツールです。SQL Serverを使うにあたって必要なものはほとんど満たされています。ただし、開発がストップしているのとデータ表示に非常に時間がかかる難点があります。これが改善されれば最強のソフトなのですが・・・。
A5:SQL MK-2
A5:SQL MK-2はSQL Serverだけでなく多くのデータベースに対応しています。もちろんフリーソフトです。機能も豊富でほとんどなんでもできるといっても過言ではないほどです。完成度が高いソフトです。
結局、どれがベストなのか?
SQL ServerのSQL開発ツールは他にもいくつかありますが、SQL Server Management Studio1本と言い切ってもいいくらいです。ただデータ更新が若干やりにくく感じることもあるので、そんなときはCSEやA5:SQL MK-2を併用するといいかもしれません。CSEは遅いのでA5:SQL MK-2の方がおススメです。
- SQL Server Management Studioをメインで使う(DBA系)
- やりにくいとことはA5:SQL MK-2を使う(開発系)
これが私がSQL ServerでSQLを操作する際にとっている方法です。使いやすさは個人で違うと思うので、自分なりのクライアントツールの使い方をみつけて賢くつかっていきたいですね。
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