SQL ServerとOracleの違いとは?
SQL ServerとOracleは同じデータベースですが、似ているようで似ていない。何が違うのかよくわからない・・・ということもあるかと思います。
SQL ServerとOracleの違いをサクッと理解する動画がありますので、こちらを紹介します。
この動画は日本マイクロソフトが提供している動画で、Oracleを使っているDBAの人向けにSQL Serverのポイントを解説しています。
SQL ServerとOracleの比較が解説されていますので、違いを理解するにはいい動画だと思います。
この動画は長いのでポイントをサクッと簡単に説明します。詳細は動画を見てください。
インスタンス
- Oracle・・・原則1つ
- SQL Server・・・50まで
最小単位
- Oracle・・・2~32kの「ブロック」
- SQL Server・・・8kの「ページ」
DBの設定変更
- Oracle・・・初期化パラメータファイルを使うと再起動が必要
- SQL Server・・・再起動不要(が多い)
SQL Serverの設定変更で再起動不要なのは便利かもしれませんね。
データファイル
- Oracle・・・system表領域、user表領域、REDOログ
- SQL Server・・・プライマリ、セカンダリ、トランザクションログ
データファイルの構造はほとんど同じですね。
ログ運用
- Oracle・・・アーカイブログ運用
- SQL Server・・・トランザクションログのバックアップ
バックアップ
- Oracle・・・全体バックアップ、増分バックアップ、アーカイブログ
- SQL Server・・・完全バックアップ、差分バックアップ、トランザクションログバックアップ
バックアップも物理バックアップ・論理バックアップなどができるのでほぼ同じです。ログだけがちょっと違います。
インデックス
- Oracle・・・索引構成表、索引
- SQL Server・・・クラスター化インデックス、インデックス
認証
- Oracle・・・OS認証、データベース認証
- SQL Server・・・Windows認証、SQL Server認証
SQL ServerとOracleでは用語や名称が少しずつ違うことがわかります。動画をみればそれほど大きな違いではないように感じますね。
構成・稼働状況・運用管理・自動化・パフォーマンス監視
こちらはSQL Serverの構成と稼働状況の確認です。
こちらは運用管理タスクと自動化です。
こちらはパフォーマンス監視です。
価格の違い
他にSQL ServerとOracleの価格の違いはこちらを参照してください。
以上、SQL ServerとOracleの違いをサクッと理解してみました。
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