Microsoft SQL Serverとは？

SQL ServerはMicrosoftのデータベース

SQL Server の正式な名称は「Microsoft SQL Server」です。Microsoftのデータベースアプリケーションが「SQL Server」です。

データベースは他にもいくつかあります。

企業でよく使われているのは、Oracle・SQL Serverです。人気を２分するほどシェアが高いです。MySQLはWEB界隈でよく使われています。

細かいことはさておき、SQL Serverはデータベースの中でも人気があり企業でよく利用されているという立ち位置です。

Microsoft SQL Serverがほかのデータベースと違うメリットを紹介します。

マイクロソフトの製品だけあって、Windowsと相性がいいです。例えば、ほかのデータベースだと、わからないことがあってインターネットでググったときに、LINUXなどの情報もでてきます。

でもSQL ServerはほぼWindowsなので「あれ？」となることがありません。情報にたどり着くまでの速度感はメリットの１つです。

SQL Serverにはデータベースを管理するツール「SQL Server Management Studio」があります。これが非常に強力です。

ほとんどの操作がこの「SQL Server Management Studio」でできます。この「SQL Server Management Studio」はコマンドをうたなくても、マウス操作だけでデータベースの操作ができるのです。

WindowsユーザーやDBに不慣れな人でも直感的にわかるようになっているのは、とても便利です。Oracleにも「Enterprise Manager」がありますが、使いやすさは雲泥の差です。

企業レベルで考えると、Oracleよりコストパフォーマンスに優れています。安いのはメリットですよね。詳しくはこちらを参照してください。

いいところばかりではなく、SQL Serverのデメリットも。

SQL Serverは「Transact-SQL」というSQL Server向けに拡張されたSQLを使います。通常のSQLよりクセが強いので慣れが必要になってきます。慣れればなんてことはないですが。

これはSQL Serverだけに限ったことではありませんが、数年たつとすぐにバージョンが変わります。直近では、「SQL Server 2017」→「SQL Server 2019」になりました。

新機能について勉強したり、最新バージョンを試したくても情報（書籍・ネット）がないなんてことも。

システムを更新するときなどはバージョン間の弊害を洗い出したりするなど、とても大変です。

以上、SQL Serverのまとめでした。

より詳しくSQL Serverについて知りたい方はWikiを読むといいかも。