SQL Server 2016のエディションとは
SQL Server 2016のエディションは5つあります。
- Enterprise
- Standard
- Web
- Developer
- Express
SQL Server 2016の5つのエディションの違いは何でしょうか?1つずつみていきましょう。
参照:SQL Server 2016のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア
Enterprise
SQL Server 2016 Enterpriseは最上位のエディションです。大規模システム用です。
Standard
SQL Server 2016 Standardは小・中規模システム用です。企業の部門システムや中小企業に最適です。
WEB
SQL Server 2016 WEBは名前のとおり、WEBで公開する用のエディションです。
Developer
SQL Server 2016 Developerは開発用のエディションです。開発用ですが、SQL Serverのすべての機能が搭載されています。開発者や一時的なテスト用などで使用します。
Express
SQL Server 2016 Expressは小規模用のエディションです。学習で使用したり、個人使用や中小企業の小規模システムで使用します。最大10GBの制限があります。
SQL Server 2016のライセンス料金
それではSQL Server 2016のライセンス料金を比較してみます。
- Enterprise・・・非公開
- Standard・・・非公開
- Web・・・非公開
- Developer・・・無料
- Express・・・無料
無料のDeveloper、Express以外はライセンス料金はどうも非公開のようです。正確にいうと、ドル表示ではマイクロソフトのサイトに公開されていますが・・・。
正確に知りたい場合は、最寄りの商社や代理店にきくしかないようです。昔のSQL Serverはきちんと円で公開されていましたが、今は色々な事情があるのでしょうね。
SQL Server 2016のエディションの選び方
それではSQL Server 2016のどのエディションを選べばよいか?選び方について考えてみます。
実際、細かな要件によって選択するエディションは異なってきますが、あくまでザックリとした選定方法ということで。
- WEBで公開する → WEB
- 開発環境で使う。テスト環境で使う。勉強のため使う → Developer
- 中小企業で使用する(10GB以内) →Express
- 中小企業で使用する(10GB以上) →Standard
- 大企業の一部門で使用する →Standard
- 大企業の全社システムで使用する →Enterprise
ざっくりとしたSQL Server 2016のエディションの選び方でした。
以上、SQL Server 2016のエディションの解説とざっくりとした選定方法でした。
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