SQL Server 2008 R2のエディションとは
SQL Server 2008 R2のエディションは6つあります。
- Datacenter
- Enterprise
- Standard
- Workgroup
- Web
- Developer
SQL Server 2008 R2の6つのエディションの違いは何でしょうか?1つずつみていきましょう。
参照:エディション紹介 | SQL Server 2008 R2 – Microsoft
Datacenter
SQL Server 2008 R2 Datacenterは最上位のエディションです。データセンターという名前のとおり、SQL Server 2008 R2 のすべての機能とサービスをもつエディションです。大規模システム用です。
Enterprise
SQL Server 2008 R2 Enterpriseは中~大規模なシステム用のエディションです。一般的に使用するであろう機能はほとんどそなえています。CPUは8つまで。
Standard
SQL Server 2008 R2 Standardは小・中規模システム用です。企業の部門システムなどに最適です。このStandardまではクラスタに対応しています。CPUは4つまで。
Workgroup
SQL Server 2008 R2 Workgroupは小規模システム用です。少人数で使用する中小企業向けのエディションです。クラスタには対応していません。CPUは2つまで。
WEB
SQL Server 2008 R2 WEBは名前のとおり、WEBで公開する用のエディションです。
Developer
SQL Server 2008 R2 Developerは開発用のエディションです。開発者や一時的なテスト用などで使用します。
SQL Server 2008 R2のエディションの選び方
それではSQL Server 2008 R2のどのエディションを選べばよいか?選び方について考えてみます。実際には細かな要件によって選択するエディションは異なってきますが、あくまでざっくりとした選定方法ということで。
- WEBで公開する → WEB
- 開発環境で使う。テスト環境で使う。勉強のため使う → Developer
- 中小企業で使用する →Workgroup
- 大企業の一部門で使用する →Standard
- 大企業の全社システムで使用する →Enterprise、Datacenter
ざっくりとしたSQL Server 2008 R2のエディションの選び方でした。
以上、SQL Server 2008 R2のエディションの解説とざっくりとした選定方法でした。
コメント