Oracleのトリガー(trigger)を有効・無効にすることができます。一時的にトリガーを無効にしたいときや有効に戻したいときがありますからね。
トリガーを有効・無効する
ここではOracleのトリガーを有効・無効にする方法を説明します。トリガーを有効・無効にするには「ALTER TRIGGER」を使用します。
構文
--トリガーを無効にする ALTER TRIGGER {トリガー} DISABLE; --トリガーを有効にする ALTER TRIGGER {トリガー} ENABLE;
SQL
--トリガーを無効にする ALTER TRIGGER trg1 DISABLE; --トリガーを有効にする ALTER TRIGGER trg1 ENABLE;
ここではトリガー「trg1」を有効・無効にしました。
テーブル毎にトリガーを有効・無効にする
ここではテーブルをキーにします。テーブルに関連するトリガーを有効・無効にする方法を説明します。テーブル毎にトリガーを有効・無効にするには「ALTER TABLE」を使用します。
構文
--テーブルのトリガーを確認する ALTER TABLE {テーブル名} DISABLE ALL TRIGGERS; --テーブルのトリガーを確認する ALTER TABLE {テーブル名} ENABLE ALL TRIGGERS;
SQL
--empテーブルのトリガーを確認する ALTER TABLE emp DISABLE ALL TRIGGERS; --empテーブルのトリガーを確認する ALTER TABLE emp ENABLE ALL TRIGGERS;
ここでは「emp」テーブルのトリガーをすべて有効・無効にしました。
以上、Oracleのトリガー(trigger)を有効・無効にする方法でした。
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