Oracleのディレクトリオブジェクトについて。
この記事の内容はコチラです
- ディレクトリオブジェクトの作成方法
- ディレクトリオブジェクトの権限
今回は、Oracleのディレクトリオブジェクトを作成する方法について紹介します!
Oracleのディレクトリオブジェクト(DIRECTORY)
ディレクトリオブジェクト(DIRECTORY)の構文
-- ディレクトリオブジェクトを作成するSQL CREATE OR REPLACE DIRECTORY {ディレクトリ} AS {ディレクトリパス};
Oracleのバックアップでエクスポート・インポートを使う際にディレクトリオブジェクトを使用します。
ディレクトリオブジェクトとしてパスを事前に設定しておくことで、エクスポート・インポートで毎回フルパスを指定しなくてもよくなります。
ディレクトリオブジェクトdp_dirを作成するSQL
-- ディレクトリオブジェクトdp_dirを作成する CREATE OR REPLACE DIRECTORY dp_dir AS 'd:\dump';
この例ではディレクトオブジェクト「dp_dir」を「d:\dump」に作成しました。
権限を付与する
-- ディレクトリオブジェクトdp_dirの権限を付与する GRANT READ ON DIRECTORY dp_dir TO test; GRANT WRITE ON DIRECTORY dp_dir TO test;
ディレクトリを作っただけでは使えません。ユーザーに使用できる権限を付与します。
この例では、「dp_dir」へのREAD・WRITE権限を「test」へ付与しています。
参照:CREATE DIRECTORY – Oracle Database SQL言語リファレンス
以上、Oracleのディレクトリオブジェクト(DIRECTORY)の作成でした。
コメント