初心者の人がOracleを勉強する方法の1つ、「本で勉強する」。ここでは、Oracleを勉強するためのおススメ本を紹介していきます。
超初心者向けのOracleのおススメ本
まず超初心者向けの本です。
- Oracleって何?
- データベースって何?
- SQLって何?
というレベルの人向けです。Oracleというよりデータベースについて学ぶための本です。
マンガでわかるデータベース
こちらはデータベース全般を学ぶためのマンガです。まずはこのようなマンガを読んでざっくりとデータベースとは何か?を知ってください。超初心者の人は文章よりも図やマンガがいいです。挫折したら何にもならないですから。
SQLの絵本―SQLの絵本 第2版 データベースが好きになる新しい9つの扉
こちらの本は絵で図解してあるのでわかりやすいです。イラストもいい感じです。最初に長い文章で説明されてもわかりませんからね。まずは図でイメージした方がいいかと。
初心者向けのOracleのおススメ本
次は初心者向けの本です。データベースは聞いたことがある、ちょっとは知っているくらいのレベルの人向けです。
SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作
SQLの使い方がわからない人にはうってつけの本です。この本でだいたいSQLはつかめると思います。
Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで
Oracle12cに対応しており、インストールから学べます。
機能で学ぶOracle Datebase入門 (DB Selection)
Oracle11gですが、インストールからOracle管理まで幅広く学べます。こちらもおススメです。
注意点として、全部読もうとしないこと。必要なところだけ読めばいいんです。最初から全部読もうとすると挫折します。
Oracle9iDB Release2 実践ガイド―インストールからバックアップ・リカバリ/パフォーマンス・チューニングまでをケーススタディで!
Oracle9iと古い本で恐縮ですが、これはとてもわかりやすいです。インストールから使い方まで実戦形式で進み、Oracleを理解できる本です。書かれている日本語の意味がわかるんです(笑) 中古で手に入れてください。
Oracle9iなのでOracle19cではありませんが、これでコツをつかめるかと。9iも19cも根本的には大きくは違わないので。
Oracleを本で勉強するコツ
本が全てではない
Oracleを勉強するための本を紹介しました。注意点としては、本ですべてわかるようになると思わないほうがいいです。
Oracleを習得するのに一番の近道はOracleを使うことです!
自分でインストールして、表領域つくって、ユーザー作って、テーブル作って、SQLをたたいて登録してみる。これが一番早く習得できます。
本を1ページ目から順番に読んでいく方法はおススメしません。こんな手順がいいかと。
- 超初心者本向けの2冊のどちらかをサラッと読んでみる
- 初心者向けの本でインストール~テーブル作成までやってみる(Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで、機能で学ぶOracle Datebase入門 (DB Selection)、Oracle9iDB Release2 実践ガイド―インストールからバックアップ・リカバリ/パフォーマンス・チューニングまでをケーススタディで! (@ITハイブックス))
- SQLをたたいてみる(SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ))
スクールに通うのが結果的は早い
Oracleに関わらず、プログラミングを習得するには、下記のようなスクールに通うのも一つの手です。こちらはオンラインで学べて、メンターまでつくので確実にプログラミングが学べます。
本は安く学ぶことができますが、時間がかかります。わからない部分があったらわからないままです。
逆に、プログラミングスクールはお金はかかりますが、自分で勉強するより圧倒的に短期感で使える技術を取得できます。就職・転職に有利で、給与UPにつながるため、結果的には安上がりになるケースが多いので、検討してもよいかもしれません。
このような「時間をお金で買って後から回収する方法」は効率のよいステップアップ手法の1つなので、ぜひ知っておいてください。
以上、Oracleを勉強するためのおススメ本の紹介でした。
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