Oracleのセッション
セッションとは?
Oracleのセッションとは何でしょうか?
セッションとは通信中に使うトンネルのようなものです。Oracleはログインするとクライアントとサーバの間にトンネルを作り、トンネルの中にデータを流してデータベースを検索したり更新します。このトンネルのことをセッションといいます。電話で例えるなら、「通話中」にあたるのがセッションです。
このOracleサーバーまでのトンネル(セッション)は、ログアウトすると消えてしまいます。
ログインしてからログアウトするまでの状態、これがセッションが有効な状態です。考え方としては、「接続中」=「セッション」とおきかえても問題ありません。
Oracleサーバーへ1人接続すれば、1セッション、2人接続すれば2セッションです。1人で2セッション、3セッションも可能です。
セッションの使用例
セッションの使用例を挙げます。
銀行のWEBサイトやショッピングサイトにログイン中、ある程度時間が経過すると「セッションが切断されたため使用できません」と表示され使用できなくなったことはないでしょうか?
そのセッションと同じです。Oracleにも同様な機能があり、例えば「30分以上接続している場合、強制的にセッションを切断する」ということができます。
Oracleのセッションのまとめ
- Oracleのセッションとは通信のトンネルのようなもの
- Oracleへ接続すると、1セッションとなる
- 管理者がセッションを切断して、システムを利用できないようにできる
以上、Oracleのセッションのまとめでした。
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