Oracleホーム(ORACLE_HOME)とは

Oracleホーム(ORACLE_HOME)とは

Oracleの解説書などでパスの表記に「%ORACLE_HOME%」を見たことはないでしょうか?

これはORACLE_HOME(Oracleホーム)といいます。このOracleホームとはOracleのプログラムがインストールされる場所です。

WindowsエクスプローラーからORACLE_HOME(Oracleホーム)をみるとこれほど多くのフォルダがあります。

ORACLE_HOMEはユーザーがインストール先を自由に変更できるので、「C:app」のように絶対パスでは表記できません。

よってOracleホームのパスは、「%ORACLE_HOME%」として表記されます。相対パスで表記しているわけですね。

Oralceホームの場所

注意点としては、バージョンアップするとデフォルトのパスが変わってしまう点です。例えば、私の環境ではこのようになっています。

バージョンによって場所が異なる

  • 11.1 ・・・ C:apppc1product11.1.0db_1
  • 11.2 ・・・ C:apppc1product11.2.0dbhome_1
  • 12.1 ・・・ C:apppc1product12.1.0dbhome_1

ORACLE_HOMEの場所が微妙に変わっています。最後のディレクトリが変わっていますよね?

なぜこのように変わるのか謎ですが、Oracleは謎な仕様が多いのもまた事実です。

Oracleはこのような「バージョンによる小さな違い」を理解しておくと、あとで役に立ちます。

参照:Oracleホーム・ディレクトリ – OTN

Oracleホームのまとめ

  • ORACLE_HOME(Oracleホーム)はOracleプログラムがたくさん入っているディレクトリ
  • バージョンにより場所(パス)は変わる

以上、ORACLE_HOME(Oracleホーム)のまとめでした。

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