Oracleの時間・分・秒の加算・減算について。
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- 時間・分・秒を計算する
- 時間・分・秒の書き方がわからない
今回は、Oracleの時間・分・秒の加算・減算について紹介します!
時間・分・秒を加算・減算する
日付型の計算は「日」が基準
Oracleで時間・分・秒は日付型です。この日付型を加算・減算するには、時間・分・秒を日に変換してプラス・マイナスします。
日付型は「日」を基準にして計算します。「時間」「分」「秒」は全て「日」に変換する必要があります。
- 1時間・・・1/24
- 1分・・・1/1,440 (24h×60m)
- 1秒・・・1/86,400 (24h×60m×60s)
時間の場合は24で割り、分は1440で割り、秒は86400で割った値をプラス・マイナスします。
例1. 現在時刻に1時間足すパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:05:15 --1時間足す SELECT SYSDATE + 1/24 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 06:05:15
例2. 現在時刻から1時間引くパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:05:15 --1時間引く SELECT SYSDATE - 1/24 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 04:05:15
例3. 現在時刻に2分足すパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:15 --2分足す SELECT SYSDATE + 2/1440 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:02:15
例4. 現在時刻から2分ひくパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:15 --2分引く SELECT SYSDATE - 2/1440 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 04:58:15
例5. 現在時刻に3秒足すパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:15 --3秒足す SELECT SYSDATE + 3/86400 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:18
例6. 現在時刻から3秒引くパターン
--システム日付を取得する SELECT SYSDATE FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:15 --3秒引く SELECT SYSDATE - 3/86400 FROM DUAL; [結果] 2022/09/01 05:00:12
以上、Oracleで時間・分・秒を足したり引いたりする加算・減算する方法でした。
コメント
86400 では?
例5の数値が間違っていたので修正しました。ありがとうございました!