データ型を変換するCAST
Oracleでデータ型変換するには「CAST」を使用します。
構文
CAST(値, 変換後のデータ型)
Oracleの「CAST」で「値」を「変換後のデータ型」に変換することができます。互換性のあるデータ型に対してのみCASTできます。
例1. 数値型→文字列型に型変換するパターン
--数値を文字列型に変換する SELECT CAST(100,VARCHAR2(10)) || 'A' FROM dual; [結果] 100A SELECT CAST(100,CHAR(10)) || 'A' FROM dual; [結果] 100 A
ここでは数値の「100」を文字列型に変換しました。VARCHAR2だとわかりにくいのですが、CHAR型だと変換されたことがわかります。
例2. 文字列型→日付型に型変換するパターン
--文字列型を日付型に変換する SELECT CAST('2022/01/01' AS DATE) FROM dual; [結果] 22-01-01
ここでは文字列「2022/01/01」を日付型に変換しました。
以上、Oracleで文字列型を変換するCASTについてでした。
コメント
こんにちは。いつも利用させていただいています。
開発環境がSQL developerなのですが、上記
SELECT CAST(100,VARCHAR2(10)) || ‘A’ FROM dual;
が通らず
SELECT CAST(100 as VARCHAR2(10)) || ‘A’ FROM dual;
とするとうまくいきましたが、何か違うのでしょうか。