バイナリデータ型 BLOB・BFILE・RAW・LONG RAW
Oracleのバイナリデータ型は BLOB・BFILE・RAW・LONG RAWがあります。
- BLOB
- BFILE
- RAW
- LONG RAW
それぞれどのような違いがあるのか解説します。(Oracle12c)
RAW
RAWはバイナリデータを扱う可変長のデータ型です。
MAX_STRING_SIZE = EXTENDEDの場合の場合、最大32,767バイト。MAX_STRING_SIZE = STANDARDの場合、最大2,000バイト。
LONG RAW
LONG LAWは図形、音声、文書、またはバイナリ・データなどを扱う可変長のデータ型です。
古い型であるため、BLOB型を使うことが推奨されます。
最大2GB。
BLOB
BLOBは大きなバイナリデータを扱うデータ型です。
最大は4GBから1を引いたバイト数にデータベース・ブロック・サイズを掛けた値。
BFILE
データベース外部のファイルを参照するバイナリデータ型です。ファイルそのものを格納するわけではなく、ファイルへのディレクトリやファイル名などが別名として格納されます。
当然ですが、外部ファイルが存在し、Oracleのプロセスがファイルに対するOSの読取り権限を持っていないといけません。
最大は4GB。
Oracleのバイナリデータ型まとめ
Oracleのバイナリデータ型をまとめます。
型 | 特徴 | サイズ |
RAW | 小さなバイナリ | 2,000 |
LONG RAW | やや大きなバイナリ | 2GB |
BLOB | 大きなバイナリ | 4GB以上 |
BFILE | 外部ファイルを参照する | 4GB |
以上、Oracleのバイナリデータ型 BLOB・BFILE・RAW・LONG RAWでした。
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