Oracleパスワードの大文字・小文字を区別しない
Oracleのパスワードは11g以降では初期設定では大文字、小文字を区別します。
これって結構面倒です。セキュリティ的には問題なのですが、Oracleでは大文字・小文字を区別しないように変更することができます。
SPFILEモード
-- Oracleの大文字・小文字を区別しない ALTER SYSTEM SET SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON=FALSE;
「SPFILEモード」で運用されている場合はSQLコマンドで設定変更できます。パスワードの大文字・小文字を区別をなくすには、「SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON=FALSE」とします。
これでパスワードの大文字・小文字の区別がなくなりました。
初期化パラメータファイル
「初期化パラメータファイル」を使用している場合は、初期化パラメータファイルを変更して再起動しないと有効になりません。
下記のように初期化パラメータファイルを変更して再起動します。
sec_case_sensitive_logon = false
初期化パラメータファイルについてわからない方はこちらを参照してください。
以上、Oracleでパスワードの大文字小文字を区別しないSQLと初期化パラメータファイルの変更方法でした。
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