文字列を大文字・小文字にするLOWER、UPPER
構文
Oracleで文字列を大文字・小文字に変換するには「LOWER」「UPPER」を使います。
LOWER(文字列)
「LOWER」で文字列を小文字に変換します。
UPPER(文字列)
「UPPER」で文字列を大文字に変換します。
例1. LOWERで文字列を小文字にするパターン
--文字列を小文字にする SELECT LOWER('ABC') FROM DUAL; [結果] 'abc'
ここでは「LOWER」を使って大文字「ABC」を小文字「abc」に変換しました。
例2. UPPERで文字列を大文字にするパターン
--文字列を大文字にする SELECT UPPER('abc') FROM DUAL; [結果] 'ABC'
ここでは「UPPER」を使って小文字「abc」を大文字「ABC」に変換しました。
例3. LOWER・UPPERで変換できないパターン
--全角は変換できない SELECT LOWER('サトウ') FROM DUAL; [結果] 'サトウ' --数値は変換できない SELECT LOWER('123') FROM DUAL; [結果] '123'
LOWER・UPPERで変換できないものもあります。全角や数値は変換できません。
LOWER・UPPERで文字列を大文字・小文字に変換することができました。
以上、Oracleで文字列を大文字・小文字にするLOWER・UPPERでした。
コメント