Oracle XE(Express Edition)とは
Oracle XE(Express Edition)はOracleの学習用のエディションです。
最大1GBメモリー・1CPU・最大11GBという制限があります。使用制限がありますが軽いのが特徴です。
Oracle XEは12c以降で廃止(18cで復活)
Oracle XEは12cにはない
Oracle 12c は途中で構成するエディションが変わってしまいました。「バージョン12.1.0.1まで」と「バージョン12.1.0.2以降」ではエディションが異なります。
Oracle 12c(12.1.0.1まで)のエディションには XE(Express Edition)がありましたが、Oracle 12c(12.1.0.2以降~12.2)のエディションにはありません。
(追記)18cでXEがまた追加されました。(でも19cにはありません・・・)
Oracle XEは11g、18cにはある
Oracle 12cのダウンロードページには、XE(Express Edition)が存在しません。Oracle 11g XE(Express Edition)や18c XEは今でもダウンロード可能です。
11g XE ダウンロード:Oracle Database Express Edition 11g Release 2
18c XE ダウンロード:Oracle Database Express Edition 18c のダウンロード
XEの代わりはPE
XE(Express Edition)はOracleのバージョンによっては使用できません。その代わりではないのですが、代わりに使えそうなのが、PE(Personal Edition)です。
元々、PE(Personal Edition)はOracleの開発用のエディションです。最上位のEnterprise Editionとほぼ同じ機能が使えます。ここからEnterprise EditionやStandard Edition 2にアップグレードすることもできます。
なので今後開発用・テスト評価用として使うケースで、XE(Express Edition)がないバージョンでどうしても使用したい場合は、代わりにPE(Personal Edition)が使えそうです。
以上、Oracle XE(Express Edition)とPE(Personal Edition)解説でした。
コメント
どこをさがしてもダウンロードページがないので途方にくれてました
やはりないのか。。。。あきらめてもらいます。
ありがとうございました!
記事にも書きましたが、PE(Personal Edition)もありますので。
12cリリースファミリーである、18cから下記でXE出てますので、
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/oracle/lineup/database/
このブログは過去の記事ですね。
廃止などの声明は公式から引用したほうが良いかと。
ご指摘ありがとうございます。
2018年の記事(18cがない時代)なので、改めて追記しました。