Oracleの表領域を作成するCREATE TABLESPACE【SQL】

Oracleの表領域を作成するCREATE TABLESPACE【SQL】

-- Oracleの表領域を作成する(自動拡張あり)
CREATE TABLESPACE {表領域名} DATAFILE
 {ファイルパス} SIZE {ファイルサイズ}
 AUTOEXTEND ON NEXT {増加量} MAXSIZE UNLIMITED;

-- Oracleの表領域を作成する(自動拡張なし)
CREATE TABLESPACE {表領域名} DATAFILE
 {ファイルパス} SIZE {ファイルサイズ}
 AUTOEXTEND OFF;

Oracleの表領域を作成するには、CREATE TABLESPACEコマンドを使用します。

表領域は作成時に容量を決めます。表領域はテーブル・データが入るのでいずれ容量を超えてしまいます。容量がMAXになったら、自動的にサイズを増やす自動拡張があります。

自動拡張は「AUTOEXTEND ON」です。容量がMAXになっても拡張しないのが「AUTOEXTEND OFF」です。

例1. 表領域の自動拡張あり

-- 表領域TABSPを'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf'に作成する
-- サイズは300M。300Mを超えたら100Mずつ自動拡張する
CREATE TABLESPACE TABSP DATAFILE
 'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf' SIZE 300M
 AUTOEXTEND ON NEXT 100M MAXSIZE UNLIMITED;

ここでは表領域「TABSP」を作成しました。サイズは300MBで、300MBを超えたら100MBずつ拡張するようにしました。

例2. 表領域の自動拡張なし

-- 表領域TABSPを'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf'に作成する
-- サイズは300M。300Mを超えても自動拡張しない
CREATE TABLESPACE TABSP DATAFILE
 'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf' SIZE 300M AUTOEXTEND OFF;

ここでは表領域「TABSP」を作成しました。サイズは300MBで、300MBを超えても自動拡張はしません。

例3. 表領域のファイルを2つ以上にするパターン

-- 表領域TABSPを'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf'と
-- 'D:\oradata\orcl\TABSP2.dbf'に作成する
-- サイズは300M。300Mを超えたら100Mずつ自動拡張する
CREATE TABLESPACE TABSP DATAFILE
 'D:\oradata\orcl\TABSP1.dbf' SIZE 300M
 AUTOEXTEND ON NEXT 100M MAXSIZE UNLIMITED,
 'D:\oradata\orcl\TABSP2.dbf' SIZE 300M
 AUTOEXTEND ON NEXT 100M MAXSIZE UNLIMITED;

ここでは表領域「TABSP」を作成しました。表領域「TABSP」は2つのファイル「TABSP1.dbf」「TABSP2.dbf」で構成されます。

Oracleの表領域はこのようにファイルを複数含めることができます。

以上、Oracleの表領域を作成するSQL「CREATE TABLESPACE」でした。

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