Oracleの表領域(TABLESPACE)
表領域とは?
Oracleのデータの格納先はテーブルです。では「テーブルはどこに格納されるか?」というと、それが表領域(TABLESPACE)です。表領域とはテーブルが格納される場所です。
実は、表領域は「○○.DBF」という物理ファイルです。この表領域○○.DBFの中に「テーブル」が一杯つまっているのです。そしてその「テーブル」の中に「データ」が一杯つまっています。
- 「表領域」→「テーブル」→「データ」
この関係性はとても重要です。
表領域は「○○.DBF」としてWindowsのエクスプローラーから確認できますよ。エクスプローラーから見ると、表領域が実態のファイル、つまり物理ファイルということがよくわかりますね。
表領域はDBFファイルという「実態のファイル」ですが、「テーブル」や「データ」はファイルではないのでそこが違いますね。表領域という実態のDBFファイルの中にテーブルやデータが論理情報として保管されています。
Oracleの表領域のまとめ
- Oracleのテーブルを格納するのが表領域(TABLESPACE)
- 表領域はDBFファイル(物理ファイル)
- テーブル・データは表領域に格納される論理データ
以上、Oracleの表領域(TABLESPACE)のまとめでした。
コメント
ちょうど勉強していて気になったのでコメントします。
表領域=DBFではないのではないでしょうか。
表領域は、表などのオブジェクト(セグメント)を入れる論理的な構造であり、表領域に対して実際の保存する場所として物理ファイルDBFがあるイメージです。
実際に1つの表領域を複数のDBFが構成することもあります。
多くのコンテンツ、本当に参考になります。これからもお世話になります。
当サイトは「専門書のような厳密な内容」ではなく、「初心者が理解できるザックリとした内容」で書いています。
前者の書き方では初心者が理解しにくいため、わかりやすく簡潔に表現しています。
コメントの内容についてはその通りですが、ツッコミができるということは初心者を卒業したという事かと思います。